Asterigos(アステリゴス) Curse of the strars ゲームレビュー

ゲームレビュー

ギリシャ神話とローマ神話をベースとしたインディーズゲームのAsterigos : Curse of the strarsの感想記事を書いていきたいと思います。筆者個人としてはインディーズゲームながら、ゲーム全体を通じて完成度も高く、万人にそこそこの評価を貰えそうなゲームかな?と思っています。

最後には本サイト内の攻略記事も掲載していますので、購入されている方で困っている方の一助に慣れれば幸いです。

筆者が感じたGood&Bad ポイント

王道アクションRPG、育成システムも複雑さが無くわかりやすい

探索が奥深く、隠しアイテム・イベントが豊富。メインルートは標識あり

難易度はいつでも変更可能。ノーマルで緩めの死にゲー程度の難易度

文章量が多い。じっくりストーリーを理解したい人にはGoodだが

ファストトラベルの解禁が中盤。前半は移動が面倒

エンディング分岐のフラグが複雑すぎる

プレイ時間

メインストーリーのみを進める場合で20時間程度かかると思います。

本作は各エリア・ダンジョンで分かれ道が多いのですが、正規ルートはマークで示されている(下記画像の青いマーク)のでストーリーを追いかけるだけならば、そこまで時間がかかることは無いと思います。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

一方で、宝箱やNPCイベント、隠しボスや特定のターゲット撃破など、サブイベントが本作はてんこ盛りです。周回内でこれらをすべて回収をしようとすると+20~25時間はかかると思います。

エリアについて

エリア自体は合計で10か所あります。 エリア間もシームレスでつながっており、ダークソウルに近いフィールド感となっています。コンジット(セーブポイント)もコンスタントに設置されていますし、マメにショートカット開通もあるので、再探索時にある程度マップを覚えておけば、そこまで時間はかかりません。

ただし、このコンジットのファストトラベル開放が中盤にならないと解放されません。とはいえ、初期段階では主人公:ヒルダの障害物の解放能力も備わっていないので、探索は十分にできないので必ずしもBadポイントとは言い切れません。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

ダンジョン内が迷路の様になっているエリアもあります。宝箱や収集物、ショートカットが脇道にはあるのですが、複雑すぎるかな とも感じました。

また、1エリアごとに収集物が明確化されています。

各エリアにストーリー上のボスと隠しボス(終盤に解放)がいます。

サブクエストとエンディング分岐

NPCの会話の中でサブクエスト(サブイベは黄色に選択肢の文字が変わる)が発生します。ただし会話の内容が多すぎて、筆者の様にサラサラ文章を読み飛ばす人は重要なポイントを見落としがちになります。

サブイベントに関しては拠点にいるNPC以外にも各エリアにいる名もなきNPCからも受領できますが、基本的にこういったNPCからの報酬は強化素材などになります。

ネームドNPCに関してはイベントの進行中に選択肢が出ます。この選択肢がエンディング分岐につながることもあります。エンディングは通常エンド1つ、特別エンド1つです。ここで問題なのが、あまりに特別エンド向けのフラグが多すぎて複雑な点です。正直、エンディング分岐の専用攻略サイトを見ないと達成不可能かと思います。

 他サイトですが、参考になりますのでリンクを張らせていただきます。(引用:Steamコミュニティ)

戦闘について

戦闘に関しては難易度:ノーマルモードで緩めの死にゲー程度です。緩めになっている理由として、回避行動の性能が非常に高い(無敵時間が長め)、回復薬が最大20個持ち歩ける、主人公:ヒルダのゲージ消費の大技で敵がキチンと怯む といった点があげられるからです。

ヒルダはセットした2種類の武器を□ボタン(Aセット武器)、△ボタン(Bセット武器)で切り替えて戦うことができます。これに自分がセットしたスキル、ゲージ消費の大技などを組み合わせて戦います。

回復薬がを使用時に、一気に回復せずに時間をかけて体力ゲージが回復するタイプなのでここだけ注意です。回復薬自体はショップで無限に購入できますし、道中に頻繁に落ちています。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

敵の種類もストーリーのプレイ時間に対しては多めと筆者は感じています。ボスも若干使いまわし感のあるボスもいますが、行動が追加されていたりと差別化はキチンとされていてGoodです。

育成要素

個人的には非常にわかりやすい育成システムであると感じています。

主人公:ヒルダ自身にレベルがあり、敵を倒していけばどんどんレベルは上がっていきます。レベルが上がった際に属性ポイントとタレントポイントを貰えます。

属性ポイントでは攻撃力、体力、必殺技の強化 に数値を振ることができます。一方でタレントポイントはスキルの習得になります。どちらのポイントもアイテムを使うことで振り直しが可能です。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars
L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

また、鍛冶屋にて武器自身の強化、装飾品(防具)の作成もあります。武器に関しては素材を消費して強化しますが、最大で10Lvが上限となります。装飾品に関しては、手に入れた作成図を鍛冶屋に渡すことで解放されていきます。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

収集物

各エリアごとに収集物が明確化されています。特に数が多いのが宝箱になります。本作は探索の幅が広いので、見落としがちになりますが、近くに宝箱があると光って教えてくれるアイテムがあります。

基本的には宝箱を見つけようと探索すれば他の収集物はコンプリート出来ると思いますが、ヘルハウンドは本項目からは情報として抜けているので注意です。

そのほかにもアーカイブ(文章)の収集物が盛りだくさんあります。全収集を目指している方は途方もないかもしれません。※PSトロフィーも全収集でなく、数で取得にしているくらいですので。

L©2024 TINYBUILD LLC ©Asterigos: Curse of the Stars

PSトロコン難易度

結論、時間をかければトロコンは達成可能 です。ただし、ちょっと嫌だな と感じたトロフィーがLv20でエンディングを迎える「限界突破」です。装飾品の中に経験値を貰わないようにできるアイテムがあるので、達成自体は難易度:イージーならば余裕なのですが、ARPGでレベリングに制限かけるのは・・・。

残りのトロフィーもエンディング分岐を意識しながら収集物を集めていけば1周回内でプラチナ取得は可能です。

Asterigos : Curse of the stars 攻略記事

Asterigos: Curse of the Stars(アステリゴス カース・オブ・ザ・スターズ)

発売元:TINYBUILD LLC

対応ハード:Windows・PlayStation 4・PlayStation 5・Xbox One・Xbox Series X/S

公式サイト:Asterigos(アステリゴス)公式サイト

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